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まずキャビアというグループに関して、どういうグループなのかをお聞きしたいと思います。 中村さん(以下N) ディレクターとCGクリエーターが集まった会社です。 ちなみにディレクターの方は、合計で何名いらっしゃるんですか? 4名です。この3人中村・児玉・田中と、今日欠席の黒川です。 会社を設立されたきっかけをお聞かせください。 前からどうすればディレクターの仕事が効率よく進められるかという事を考えていて、 一つの場所にCGのクリエーターがいたり、オフラインのエディターがいたりすることで、 仕事の情報伝達が早い環境を作りたかったんです。で、設立して8年が経ってその制作環境が整って、 ディレクター4名、CGのスタッフも4名に増えていきました。 児玉さんがキャビアに入られたきっかけをお聞かせください。 児玉さん(以下:K):もともとキャビアの作品が好きで(笑)。 田中さんがキャビアに入られたきっかけをお聞かせください。 田中さん(以下:T)CM制作会社時代に中村とは知り合いました。 キャビアとして何か制作に携わったものがあればお聞かせください。 「ZAMURAI TV」っていう音楽番組を作りました。 キャビアのクリエーターは8名全員参加。他にも皆のネットワークをいかして、日本でモーション・グラフィックスをやっている優秀な監督13名にも参加してもらいました。 |

中村さんのこだわりをお聞かせください。
CMの場合は分かりやすく強いものを作ろうと特に心掛けています。強いっていうのはストレートに伝わるというか。 企画のアイデアが浮かぶ瞬間をお聞かせください。 例えば、ある映像の企画の時は、5〜6年前に友達と アメリカに旅行に行った体験がモトになりました。 |

ユニクロックに関してお聞かせください。
もともとのコンセプトは24時間続くミュージックビデオを作ろうってことだったんですね。 そのためには24時間いつ見ても「いいな」って思えるものにしようと考えてました。 出演者はどのように選んだのですか? みんな4人ともかわいいですけど、それだけではない何かを持っている。 それが美しさだったり、まだ完成してない感じとかも含めて、「たたずんでいるだけでストーリーを想像させる人」というのを基準に選ばせてもらいました。 演出でこだわった点をお聞かせください。 サイズ感や4人の視線、それとカメラの視線にあえて違和感を感じるようにしました。 |

演出する上で気をつけていること、こだわりをお聞かせください。
僕の中で大前提として、おもしろかったり、新しかったり、あと、単純に綺麗であるとか、 そういった絵作りに関して最大限の注意を払います。仕事をしている上でそれを期待されているようにも感じます。 ただ、それだけではなく、人の魅力だったり、ストーリーの流れの意外性とか、そういったものもプラスしていくように心がけています。 世界観をお聞かせください。 グラフィックと映像で、グラフィックは一枚が故の強さがあるんだけれど、映像は時間軸があるので、 よりいろいろ感動が伝えられるメディアだと考えています。絵プラス時間というか。 そういう中でエモーショナルな世界観を描けるようにやってます。 今後挑戦したいことをお聞かせください。 見る人を感動させるとか、共感させるとか、そうしたい場合は、その人にとって共感しやすい設定にするのが基本だとは思うのですが、 (見る人がすんなりストーリーに入っていけるというか。。。)けど、ぼくはやっぱりおもしろい絵作りとかが好きなので、 見る人にとってぜんぜんリアルに感じる設定ではない、なんかおもしろいビジュアルなのに感動して泣いてしまう、 そんな映像がつくれたらとてもうれしいですね。 |

