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井上さんの子供時代の話をお聞きしたいのですが? とにかく毎日、絵を描いていましたね。記憶がない時期から絵を描くのが大好きだったと記憶しています(笑)。 中学や高校時代も変わらず、何かをクリエイトすることは好きでしたか? バレーボールなどの運動部にも所属していましたが、何かを作り出していく作業は変わらず好きでしたね。高校時代は美術部に所属し、本格的にデッサンに取り組んでいました。 大学ではどのような勉強をしていたのですか? 芸術学部デザイン学科に入り、デザインに関する総合的な勉強をしていました。 当然、動画制作に熱中していくわけですよね? それはもちろん(笑)。 |


大学卒業後、ゲーム会社に1年間在籍。その後、MTV JAPANに入社するわけですよね? ゲームクリエイターとして仕事をしていた当時、MTV JAPANのウェブサイトに面白いアニメーションがたくさんアップされていたんですね。 MTV JAPANではどんな仕事を? 番組と番組の間に流れるスポットを担当していました。MTVのロゴが映像の中に入っていれば「あとはどんなものを作ってもOK!」というディレクター冥利に尽きる、刺激的な仕事でしたね。 MTVといえば、24時間音楽のビデオクリップを流し続ける「音楽専門チャンネル」のイメージがありますが、井上さんご自身、MTV JAPANに在籍していたことで音楽に対する捉え方に変わりましたか? 海外の先進的なPVをいち早く見られる環境だったので、それはもう(笑)。 キャリアを進めていくなかで、PVの制作も手掛けるようになりますよね。ブロードキャストとは異なるPV制作の面白さ、難しさって何でしょうか? PVの制作は音楽ありき。アーティストの楽曲の世界観をどう表現していくべきか? 伝えたいことの本質を見極めたうえで、映像を作っていくのは面白いですよ。 |


ブロードキャストやPVだけにとどまらず、CMも数多く手掛けられていますが、なかでも印象に残る作品を教えてください!
うーん、いろいろありますね(笑)。 『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』の場合、スザンヌさん扮するキャラクターから派生し、キャンペーンサイトが立ち上がったり、WEB限定バーションのCMが流れたりと、多くの仕掛けがありましたよね。 企画やそのキャラクターを肉付けし、効果的にどう宣伝に結びつけていけるか? ちなみにCMにおける、キャスティングに対するこだわりはありますか? 共通していえることは、有名無名を問わず、表情豊かな人が好きですね。 最後に、井上さんが今後挑戦したいジャンルのお仕事を教えてください! 今後も活動の場を限定することなく、自分の世界観を表現できる映像作品を作っていきたいと思います。
いちばん興味があるメディアは何ですか? うーん、なんだろう。ウェブのCMはこれからもっと面白くなる気がしますね。 |


